2015年11月3日放送

千葉家まつり開催

文化の日のきょう(3日・火曜日)、来年から大修理のため10年間非公開となる綾織町の国指定重要文化財「千葉家住宅」で「千葉家まつり」が開かれ、昔ながらの結婚式や郷土芸能などが行われました。この「千葉家まつり」は、築180年となった千葉家住宅が来年4月から10年間の大修理に入り非公開となることから、多くの人たちに千葉家を観てもらいたいと、重文千葉家住宅の活用を考える会が企画しました。きょうは、千葉家を会場とした昔ながらの結婚式と、郷土芸能が行われました。昔ながらの結婚式では、ことし9月に入籍した綾織町の昆和寿さんと昆勝子さんが新郎新婦となり結婚式を挙げました。昆さんたちは、綾織町の滝沢(たきさわ)地区のコミュニティセンター付近から千葉家まで花嫁行列をして歩きました。そして、結婚式会場となる千葉家では花嫁、花婿を長持ち唄で迎え入れました。このあと、曲り家の座敷での結婚式と披露宴では千葉家まつり実行委員のメンバーなどが作った千葉家に伝わる祝い膳で式に花を添え、新郎新婦は伝統ある千葉家で永遠の愛を誓っていました。訪れた人たちは秋が深まる中郷土の歴史と文化を感じながら過ごしていました。

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