2015年11月2日放送

青笹しし踊り保存会結成50周年

青笹町しし踊り保存会が結成50周年を迎え、きのう(1日・日曜日)踊り披露会と記念式典・祝賀会が行われました。青笹町しし踊り保存会は、およそ420年前から踊り継がれてきた「糠前」「中沢」「中下」のしし踊りが統合され、昭和40年に「青笹町しし踊り保存会」が設立されました。記念式典の前に、青笹地区センター前で踊り披露会が開かれ、子どもから大人まで地域が一体となった迫力ある演目が、およそ50分にわたって披露されました。中でも、30分を超える演目で、これまであまり披露されてこなかったという「女じし狂い」は、きのう、50周年を記念して、15分ほどの短縮版に編成したものが披露されました。会場には多くの観客が集まり、盛大な拍手を送っていました。踊り披露のあとは、会場をパレス道に移して、記念式典と祝賀会が行われました。ロビーには、50年の歩みをまとめたパネルが展示され、訪れた人たちは懐かしそうに振り返っていました。記念式典では、これまで青笹しし踊りを支え、尽力してきた3個人2団体に感謝状が贈呈されました。このあと祝賀会が開かれました。この中で、青笹しし踊り統合前の「糠前しし踊り」の基礎を築いたとされる「踊り嘉兵ェ」の墓が土淵町の飯豊地区にある縁から飯豊神楽が披露され、50周年を盛大に祝っていました。

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