2015年10月28日放送

遠野市乗用馬市場

42回目となる遠野市乗用馬市場がきのう(27日・火曜日)、遠野馬の里・覆馬場で行われ、ことしも遠野産馬を求めて全国から購買人が集まりました。乗用馬市場は、本州では唯一遠野で行われています。42回目のことしも平日に開催され、北海道から九州までの乗馬クラブなど29団体が集まりました。競りを前に、遠野市畜産振興公社の理事長を務める本田市長が「馬産地遠野の活力をこれからも全国に発信していきたい」とあいさつしました。ことし上場されたのは、1歳馬から3歳馬の31頭です。今回、最高値がついたのは、青笹町の白岩與一郎さん所有の2歳馬のハヤテで、275万円で千葉県の乗馬クラブが落札しました。競りの結果、上場された31頭のうち、19頭が販売され、12頭が希望価格に達せず生産者が引き取る「主取」となりました。なお、ことしの販売金額は、総額1888万円と、前の年と比べ264万円少なかったということです。

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