2015年10月28日放送

総合計画審議会市長に答申

遠野市の第2次遠野市総合計画前期基本計画案について審議していた遠野市総合計画審議会が審議を終え、きのう(27日・火曜日)本田市長に答申しました。この審議会は、遠野市の総合的な計画の政策と推進に関係する必要な事項を調査、審議し、評価するために設置された市長の諮問機関です。きのうは、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち21人と、本田市長や市の職員が参加しました。きのうの審議では、第2次遠野市総合計画前期基本計画案について、委員会から出された意見や提言の対応についての修正案を資料に基づき説明し、委員たちに示しました。そのあと意見がまとまり、臼井悦男会長から本田市長に市民と行政との協働活動による基本理念「遠野スタイルの創造・発展」に基づき、将来像である「永遠の日本のふるさと遠野」の実現に向けたまちづくりを展開してほしいと、答申書を手渡しました。答申書を受け取った本田市長は「市民のみなさんからいただいた意見を重く受け止め、着実に基本計画を形にする作業を進めていく」と話していました。総合計画前期基本計画案は、基本理念を「遠野スタイルの創造・発展」とし、5つの大網別に「まちづくり指標」を策定し、年度ごとの目標値を定めて、その達成状況から総合計画の進捗を確認して、基本構想を実現させるための施策です。市では、答申の内容を踏まえ今後、市としての方針を議員全員協議会で示し、12月の市議会定例会に提案するということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.