2015年10月21日放送

遠野スタイル創造・発展 有識者会議

国のまち・ひと・しごと創生法の施行(しこう)に伴い、遠野市の総合戦略を策定するための有識者会議が、きのう(20日・火曜日)開かれました。この会議は「遠野スタイル創造・発展総合戦略」の策定にあたり、各業界に携わる専門的な立場からの意見を広く取り入れようと、これまで3回にわたって開かれ、きのうで最終回を迎えました。きのうは、市の幹部職員のほか、産業界や教育機関などで構成された遠野スタイル創造・発展有識者委員、合わせて25人が出席しました。きのうの会議では、これまでの有識者会議や、今月6日(火曜日)に開かれた市議会議員との意見交換会で出された意見などを踏まえた上で、変更された内容について市から報告がありました。主な変更点については、総人口数における子どもの割合の上昇につなげようという、市内に住む15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計した「合計特殊出生率」の平成31年度の目標値を、「1.90」から「1.94」に変更したことなどとなっています。有識者からは「この計画をどのように市民に周知し、取り組んでいくかが大切である」「遠野らしさのプロジェクトとして市民協働で取り組んでいってほしい」などの感想が出ていました。「遠野スタイル創造・発展総合戦略」は、来週月曜日(26日)に開かれる「遠野市まち・ひと・しごと推進本部会議」で正式に策定されたあと、来月24日(火曜日)に市議会全員協議会での報告を経て、年内に国へ提出する予定ということです。

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