2015年10月16日放送

来週からの稼働に向けて 遠野中継センターについて(2)

きのうお伝えしたように、遠野中継センターは、いよいよ来週月曜日(19日)から稼働します。きょうは、ごみの減量についてと、これまで使われてきた設備の今後について、お伝えします。遠野市から出されるもえるごみは、今月から、北上市にある岩手中部クリーンセンターに運ばれたあと、焼却されることになります。これまで市内の家庭や事業所から出されているごみの量は、市民一日一人あたり884gとなっています。市では、岩手県が定めている満足目標の859gを目指して、なるべく北上市に搬送するごみを少なくできるように、減量に取り組んでいます。さて、遠野中継センターの稼働に伴い、昭和63年4月の供用開始以来、およそ27年もの間稼働してきた清養園クリーンセンターの焼却施設は、焼却炉などの清掃をしたあと、来月上旬をめどにその役目を終えることになります。ただ、清養園クリーンセンターの焼却施設の余熱によって沸かされてきたお風呂については、これまで土日使用していた灯油ボイラーを活用し、当面の間継続されます。営業は、これまでと変わらず午前9時から午後8時まで、月曜日が休館日です。なお、遠野市では、今月19日から稼働する遠野中継センターと、北上市にある岩手中部クリーンセンターの見学ツアーを企画中ということです。

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