2015年10月15日放送

来週からの稼働に向けて遠野中継センターについて(1)

今月から、岩手中部クリーンセンターが稼働したことに伴い、来週19日(月曜日)からは、遠野中継センターが稼働します。さて、この遠野中継センターとは、どのような施設なのでしょうか。遠野中継センターは、今月1日(木曜日)から運用が開始された、北上市和賀町の岩手中部クリーンセンターに、もえるごみを搬送するための中継施設で、綾織町にある清養園クリーンセンター焼却施設の隣に建てられました。これまで市内の家庭から出されたもえるごみは、清養園クリーンセンターで焼却されてきましたが、焼却施設の老朽化と広域市町で処理することによるコスト削減を目的に、今月からは、北上市に運ばれたあと、焼却されることになります。これまで市内のもえるごみは、およそ10台の収集車によって、清養園クリーンセンターに集められてきました。これらが、それぞれ北上市にごみを運ぶことになると、大変なコストや労力がかかります。そこで、19日から稼働するのが、遠野中継センターです。遠野中継センターは、敷地面積はおよそ4800u、建築面積はおよそ900u、鉄骨造の地下1階、地上1階建てです。各家庭から出されたもえるごみは、収集車で遠野中継センターに運びこまれ、計量します。計量後、もえるごみは、受け入れホッパという場所に投入されます。そのあと、搬送コンベヤによってダストドラムという機械に入られ、貯められます。最後に、このダストドラムから大型パッカー車に積み込まれ、北上市にある岩手中部クリーンセンターに運ばれ、焼却されます。大型のパッカー車は、遠野中継センターに3台整備されていますが、1台でおよそ7tのごみを搬送できるということです。なお、直接もえるごみを持ち込む時も、遠野中継センターになります。もえるごみの受け入れ時間は、午前8時45分から午後4時30分までで、これまで通りとなっています。

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