2015年10月14日放送

遠野市総合計画審議会

今年度8回目となる遠野市総合計画審議会が、きょう、あえりあ遠野で開かれました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関で、現在は、来年度からのまちづくりの目標となる第2次遠野市総合計画について審議しています。きょうは、市民や関係機関団体などからなる委員25人のうち22人と、本田市長や市の職員などが出席しました。審議会では、来年度からの「第2次遠野市総合計画」の前期基本計画案について、基本構想の5つの大綱別に委員が意見を発表しました。このなかで、大綱2の「健やかに人が輝くまちづくり」に関しては、「子育てするなら遠野は市内では周知されているが市外向けのPRが足りない」という意見や、「若い世代に知らせ遠野で暮らしたいと思わせるため成人式などで、周知するパンフレットなどを配ってはどうか」という提案が出されました。また、大綱3の「活力を創意で築くまちづくり」に関しては、「市内のイベントの日程が重なるのはもったいないので、情報共有をし、それぞれ開催することで集客や経済効果につながるのではないか」という意見が出されました。このほか大綱5の「みんなで考え支えあうまちづくり」に関しては、「市長と語ろう会を日中に開催すれば女性なども参加しやすくなるのではないか」などの要望が出されていました。これらの意見について市ではこのあと担当部署などで検討していきたいと話していました。次回の総合計画審議会は、今月27日に開かれ、前期基本計画案について審議した結果を本田市長に答申するということです。

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