2015年10月12日放送

遠野市産業まつり ことしも盛大に開催

41回目となる遠野市産業まつりがおととい10日(土曜日)から2日間行われ、ことしも多くの市民が訪れ、にぎわいを見せていました。産業まつりは、ことしも、JAふれあいまつり、とおの技能まつり、森林のくに遠野まつりなどの合同開催となりました。開会式には、産業まつり実行委員会長を務める本田市長のほか交流のある愛知県大府市の久野孝保市長や兵庫県福崎町の嶋田正義町長も出席し、産業まつり開催を祝いました。また、大府市の久野市長は、遠野の茅葺職人が遠野のカヤを使って屋根の葺き替えを行った大府市の大倉公園茅葺門がことし3月、国の登録有形文化財に登録されたことを報告し、感謝していました。ことしの産業まつりの出店は、遠野市内外から去年より3つ多い、47の団体・企業が参加しました。このうち、去年8月に遠野市と友好都市共同宣言を行った柳田國男の生誕地・兵庫県福崎町は、今回初めての参加です。こちらのブースでは、特産である大麦の一種・もち麦を使ったかりんとうなどが販売されていました。また、会場内では、遠野高等職業訓練校の訓練生によるミニ上棟式が行われ、訪れた人たちは興味深そうに見ていました。産業まつり初日は、天気にも恵まれ、たくさんの人でにぎわっていました。なお、産業まつり実行委員会によりますと、ことしの来場者は、2日間でおよそ1万3500人と去年より1000人ほど少なかったということですが、初日は、去年より1000人ほど多いおよそ9000人だったということです。

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