2015年10月8日放送

ファンタジー脚本決まる

遠野物語ファンタジーの第2回制作委員会が、先月(9月29日・火曜日)に開かれ、来年2月公演予定となっている41回目のファンタジーの脚本が決まりました。第41回遠野物語ファンタジーの脚本は、仮題で「お月お星の涙」に決まりました。これは、先月29日に開かれた制作委員会で決まったもので委員会では初めに事前に開かれた脚本検討委員会での検討結果が報告されました。今回の脚本検討のポイントとなったのが毎年使用している市民センター大ホールが改修工事のため使用できず、みやもりホールでの公演となることです。検討委員会では、会場のサイズや設備、観客の収容人数などを考慮し、それらの条件に見合った題材として「お月お星の涙」が選考の対象となったといいます。この「お月お星の涙」は、昭和54年に第4回の遠野物語ファンタジーで公演されたもので、今回は、そのリメイク版となります。演出は、原作の脚色も務めた細川順子さんに決まり、舞台監督や各部門のチーフは、これから選出される予定ということです。制作委員会の菅原伴耕委員長は「照明などを使った派手な演出は難しいが純粋な遠野物語を感じ取れる舞台となるのでは。あらためて原点に帰る気持ちでよりよい舞台を作りましょう」とあいさつしていました。なお、題名の「お月お星の涙」は、まだ仮題ということで、第4回公演の関係者などに確認した後決定するということです。第41回遠野物語ファンタジーの公演は、来年2月20日(土曜日)と21日(日曜日)の2日間予定されていますが、現在、キャストやスタッフが募集されています。問い合わせは、ファンタジー制作委員会事務局までお願いします。

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