2015年10月7日放送

女性の農業委員ポラーノの会 遠野地区懇談会

女性農業者が参加しての懇談会が、先週火曜日(9月29日)、遠野市総合食育センターぱすぽるで開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。この懇談会は、岩手県女性農業委員ポラーノの会遠野地区が主催し、地域で農業に従事する女性が情報共有と意見交換をし、多様な価値観や新しい視点で創意工夫による農業のきっっかけづくりにすることを目的にしています。この日は、ポラーノの会遠野地区の会員と市内の女性農業者の合わせておよそ50人が参加しました。懇談会ではまず農地に関する勉強会として市の農業担当の職員や遠野普及サブセンターの職員が、農地制度や農業制度の説明をしたほか、農地などの手続きについて疑問点にも答えました。参加者からは「制度の内容について詳しく説明してもらいよい機会になった」、「若い人たちにさまざまな制度を知ってもらえれば農業の後継ぎを考える人も出てくると思うので、農業制度についてもっと周知してほしい」などといった感想が寄せられました。また、この日の懇談会で試食用の「エゴマ煎餅」などがお茶菓子として提供され、農業委員から不耕作地の解消品目として栄養価の高い食材であるエゴマの作付けについての提案がありました。ほかに、この日は子どもたちが普段食べている学校給食の試食会もあり、遠野地方Y・Y・Y推進女性の会から提案を受けて取り入れた遠野産のタマネギやネギなどを使ったチャーハン、枝豆を具材に使った麻婆大根といったメニューを試食したということです。

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