2015年10月6日放送

遠野スタイル創造・発展総合戦略に係る議員との意見交換会

遠野市が現在策定している「遠野スタイル創造・発展総合戦略」について、市議会議員との意見交換会が開かれました。遠野市では、国が施行した「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて、「まち・ひと・しごと推進本部」を設置し、人口ビジョンと地方版総合戦略の策定を行っています。きょう(6日・火曜日)の意見交換会は、「遠野スタイル創造・発展総合戦略」の策定に向け、市の考えを市議会議員に提示し、意見を求めようと開かれ、市議会議員など、27人が出席しました。初めに、遠野市まち・ひと・しごと推進本部長である本田市長があいさつしたあと、現在、市が策定している遠野スタイル創造・発展総合戦略案について、担当職員から説明がありました。遠野スタイル創造・発展総合戦略案は、来年度から始まる第2次遠野市総合計画の「産業振興・雇用の確保」「少子化対策・子育て支援」の2つの共通優先方針のもと、4つの戦略が上げられています。さらに、5つの重点プロジェクトと、市民の主観的な幸福度を指標とする「プロジェクトX」によって構成されています。説明のあとには意見交換が行われ、議員たちからは「遠野としての独自性を出し、インパクトの強い施策を打ち出すことが重要なのではないか」「人口減少に歯止めをかけるべく、若者定住が大切。各地区の空き家を増やさないように整備するべき」などの意見が出されていました。きょう出された意見は、今月20日(火曜日)に開かれる「遠野スタイル創造・発展有識者会議」で報告され、検討が行われる予定となっています。「遠野スタイル創造・発展総合戦略」は、今月26日(月曜日)に開かれる「遠野市まち・ひと・しごと推進本部会議」で正式に策定され、年内に国に報告する予定ということです。

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