2015年10月6日放送

遠野市総合計画審議会

今年度7回目となる遠野市総合計画審議会が、きのう(5日・月曜日)あえりあ遠野で開かれました。今年度7回目となる総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関(しもんきかん)です。きのうは、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち24人と、本田市長や市の職員などが出席しました。きのうの審議会では、来年度から始まる第2次総合計画の前期基本計画案について、基本構想の5つの大綱別に分科会が作られ、それぞれ審議が行われました。この中で、大綱2の「健やかに人が輝くまちづくり」では、「地区センターを特色のあるものにして、体制をきちんと整えた上で総合計画に盛り込むべき」という意見が出されました。さらに、「子育てするなら遠野の考え方の範囲を広げて、出会いにつながる就業も含めて整理し、計画した方がいいのではないか」という意見も出されました。また、大綱3の「活力を創意で築くまちづくり」では、「若者定住にむけた地元企業の雇用の確保につながる支援をしてほしい」という意見や、「市民みんなが食べている遠野ならではの食べ物の中から特産品を生み出して、市外に発信してほしい」などの意見が出されていました。次回の総合計画審議会は、来週14日(水曜日)に開かれ、分科会別に出された意見をまとめた後、全体審議で発表し、議論される予定ということです。

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