2015年10月5日放送

FRESH HOP FEST 2015

10月の第1土曜日をことし収穫されたホップを使ったビールの解禁日としたイベント「フレッシュホップフェスト2015」が先週3日(土曜日)、蔵の道ひろばで開かれ、たくさんの人ができたてのビールを味わいました。「フレッシュホップフェスト」は、キリングループのスプリングバレーブルワリーが、ホップの魅力を伝え、生産者とビールの作り手、飲み手をつなげようとことし初めて東京と遠野の2カ所で開催しました。そして、東京会場と蔵の道ひろばを中継で結び、蔵の道ひろばでは、正午の解禁時刻に、本田市長が乾杯の音頭をとり解禁を祝いました。このあと遠野ホップ農業協同組合の佐々木悦男組合長が「これからも遠野産ホップで全国に元気を発信し続けたい」とあいさつしました。会場では、遠野産ホップ100%の上閉伊酒造が9月上旬に仕込んだ「遠野の華」やスプリングバレーブルワリーが作ったホップフェスト2015など5種類のビールが提供されました。このうち遠野の華は、キリンのとれたてホップ生ビールで使われている遠野産の凍結ホップを使用し、仕込みから3週間ほど熟成して青笹町の上閉伊酒造の工場で作られました。会場では、市内外から集まったビールファンや農業研修で遠野を訪れていたフィリピンの研修員などが手をかけて作られたビールを味わいながら収穫の秋を楽しんでいました。また会場では、遠野の新たな特産品として注目されているパドロンの素揚げとフリットなども振舞われ、ビールの味わいを引き出していました。なお、「遠野の華」は、市内の飲食店で味わうことができるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.