2015年10月2日放送

秋季交通安全功労者表彰式

秋の全国交通安全運動の最終日となった今週水曜日(9月30日)、交通安全功労者と優良運転者への表彰式が遠野警察署で行われました。この表彰式は、年に2回、春と秋の交通安全運動に合わせて行われているもので、交通安全の啓発や事故防止活動、さらに、長年安全運転に努めた個人・団体などが表彰されています。表彰を前に遠野市交通安全協会の菊池敏行会長は、「ことしに入り、きょうまで交通事故死ゼロを続けている。交通安全運動の意識を広めていただき、事故の無いまちにしたい」と呼び掛けていました。今回は、68の個人・団体が表彰されました。このうち東北管区警察局長と東北交通安全協会長の連名表彰で、交通安全功労者には、45年間、無事故・無違反を続けている松崎町の鈴木隆さんが。同じく連名表彰の優良運転者には、昭和37年に免許を取得して以降、無事故無違反を続けている松崎町の藤田実さんが表彰されました。表彰式では、遠野警察署の佐藤義信署長と遠野市交通安全協会の菊池敏行会長から賞状や記念品が贈られました。表彰後のあいさつで、遠野警察署の佐藤署長が交通事故の発生状況などに触れました。それによりますと、ことしに入ってから先月29日(火曜日)までの間、遠野市内での人身事故が22件、事故によるけが人は31人、物損事故は415件で、いずれも去年と比較して少ない状況にあるということです。佐藤署長は、安全の意識の表れであり、良好な状況にあると話しました。この後、全日本交通安全協会長表彰の交通功労者として表彰された田村陽さんが謝辞を述べ、さらなる交通事故防止を誓いました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.