2015年9月30日放送

総合計画審議会

今年度6回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(29日・火曜日)あえりあ遠野で開かれ、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の基本計画について、本田市長が諮問しました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。きのうの審議会には、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち17人と、本田市長や市の職員などが出席しました。きのうの審議会では初めに、市役所本庁舎整備事業についてと、市立幼稚園および保育所の遠野市保育協会への移管について報告が行われました。そのあと、本田市長が、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の前期基本計画について、「審議会の意見を求めます」と、総合計画審議会の臼井悦男会長に諮問書を手渡しました。諮問の後には、平成28年度から平成32年度までの、第2次遠野市総合計画前期基本計画案について、市の担当職員から説明が行われました。市で作成した基本計画案の作成方針は、「時代の流れを捉えたまちづくりの長期的指針となる計画であること」「市民の意向を反映させた市民協働による計画であること」などの4つを示しています。この基本計画案は、大綱ごとに計画期間内に展開する政策を体系化し、更に施策ごとに、現状と課題・施策の方向・ワーキンググループ結果・まちづくり指標を設定し、記載されています。また、直ちに取り組む2つの緊急・優先課題として、「地域経済の振興と雇用の確保、交流人口の拡大」「少子化対策と教育環境の整備」を考慮し、調整されています。次回の総合計画審議会は来月5日(月曜日)に開かれ、基本構想の大綱別に5つの分科会を構成し、基本計画案について審議されることになっています。また、総合計画審議会では、来月27日(火曜日)の第9回審議会で、基本計画案について本田市長に答申する予定となっています。

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