2015年9月30日放送

大峠トンネル築造工事安全祈願祭

遠野市と宮古市を結ぶ(仮称)大峠トンネル築造工事を前に、きょう(30日・水曜日)安全祈願祭が行われました。きょうの安全祈願祭には、岩手県県南広域振興局の堀江淳局長や、遠野市の本田市長、宮古市の山本正コ市長などおよそ65人が出席しました。初めに神事が執り行われ、出席した人たちは、鍬入之儀や玉串奉奠を行い、工事中の安全を祈りました。そのあと、本田市長と山本市長がそれぞれあいさつし、「地域と地域の絆」となるトンネルの完成に、期待を寄せていました。岩手県では、遠野市と宮古市を結ぶ一般国道340号立丸峠工区を、三陸復興道路整備事業の「復興支援道路」に位置付け、重点的に整備を進めています。(仮称)大峠トンネルの長さは1839m、今回整備することで、遠野市から宮古市間でおよそ4キロメートルの距離短縮と、およそ6分の時間短縮、そして冬期間の交通環境の改善にもつながるということです。(仮称)大峠トンネルの工期は、平成30年2月24日までで、「大峠工区」「新田工区」「小峠工区」を合わせた立丸峠工区全体は、平成31年3月の供用開始を予定しているということです。

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