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2015年9月16日放送

山口水車小屋　解体修理工事へ

土淵町にある山口の水車小屋がきのう（１０日・木曜日）から解体修理工事の期間に入りました。遠野遺産第９号に認定されている土淵町山口集落の水車小屋は、周囲の水田に常時水を張り、一体的な景観保全に取り組んできました。しかし、遠野市と地域の人たちが共同で実施した現状調査で屋根の傷みが激しいことなどから、解体修理工事が行われることになりました。修理の方針として、地域で活用できる水車へ内部を改装するほか地下部分は、コンクリート基礎として安定性を確保。水輪（すいりん）は交換し、安全避難が可能な耐震補強を実施するということです。市によりますと、外壁に新しい材料を使うため、修理直後は真新しい印象になるものの無塗装なので数年で色が馴染むということです。工事期間は、先週１０日（金曜日）からとなっていますが、本格的な工事着工予定は、１０月に入ってからでおよそ１５４４万円をかけて来年３月１８日まで解体修理が行われるということです。

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