2015年9月4日放送

遠野産ホップを使用したビール仕込み

市内の造り酒屋では、キリングループと協力して数量限定のビールを作ることになり、ことし収穫された遠野産のホップを使用した仕込みが行われています。新たなビールを作ることになったのは、青笹町にある「上閉伊(かみへい)酒造」です。上閉伊酒造では、ズモナビールを生産していて、年間4万6000リットル、330ミリリットル瓶に換算しておよそ14万本を製造しています。今回、新たなビールを作ることになったのは、ことし収穫されたホップを使ったビールの解禁日として10月の第一土曜日に「フレッシュホップフェスト」が東京や遠野などで開催されることがきっかけとなったということです。ビール解禁日に遠野産のホップとビールを全国に発信しようと、上閉伊酒造では、キリングループのスプリングバレーブルワリーと協力して数量限定のビールを作ることになりました。きのうの仕込みでは、水と麦芽を熱したものに、キリンのとれたてホップ生ビールで使われている遠野産の凍結ホップを加える作業が行われました。作業にはスプリングバレーブルワリーの醸造家や遠野のホップ生産者も参加しました。新しいビールはこのあと3週間ほど熟成させ、さわやかでコクのあるビール、1600リットルが生産される予定ということです。新しくできるビールは、10月3日に蔵の道ひろばや東京で開かれる「フレッシュホップフェスト2015」でお披露目されるということです。

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