2015年9月3日放送

水稲の登熟調査

市や農協などで組織する遠野地方病害虫防除推進協議会と県は、きのう(2日)、市内の水田で稲の登熟具合の調査をしました。この調査は、先月実施された病害虫の発生状況の調査に引き続いて行われ、市内全域の水田で行われました。このうち宮守町鱒沢地区の水田では、協議会のメンバー2人が、一株の茎の本数を確認して、サンプル採取をしました。ことしは、先月の出穂期に良い天候となりましたが、お盆明けに曇りの天気となった影響で出穂が遅れた品種もあり登熟に差がみられるということです。現地調査のあと、メンバーたちは室内に集まり集めた稲穂の籾の数を数え、水に入れて、籾の実り具合の割合を調査しました。調査の結果、登熟具合はいわてっこで94.1%あきたこまちで84.2%ひとめぼれで72.6%とおおむね順調となりました。協議会によりますと調査の結果から刈り取りに適した時期は、例年より少し早い17日頃からの見込みだということです。

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