2015年8月20日放送

水稲の病害虫調査

市やJAなどで組織する遠野地方病害虫防除推進協議会と県は、きょう市内全域の水田で病害虫の発生状況などを調査しました。この調査は市内全域で行われ、このうち宮守町鱒沢の水田では、協議会のメンバー2人が、カメムシなどの病害虫の発生状況などを調べました。協議会によりますとことしは、梅雨(つゆ)の時期に入ってからも晴れて気温の高い日が多かったことから、稲の生育は順調に推移している一方、この天気の影響で斑点米(はんてんまい)の原因となるカメムシが多く発生しているということです。協議会では、例年、お盆前後にそれぞれ一回ずつ病害虫の薬剤散布をするよう生産者に呼びかけており、きょうは、散布後のカメムシの発生状況を調査しました。調査の結果、薬剤散布を2回行っていないと思われる水田や、あぜ道の雑草処理がうまくできていない水田で、カメムシを確認しました。協議会では、次回9月2日に登熟(とうじゅく)具合の調査を行い、刈り取り時期を判断するということです。

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