2015年8月17日放送

第25回遠野納涼花火まつり

25回目となる遠野納涼花火まつりがおととい(15日・土曜日)、開催されました。納涼花火まつりは、平成3年から毎年8月15日に開催されています。ことしは、25回を記念して第1部と第2部の初めに仕掛け花火が披露されました。花火は、第1回の花火まつりから続いている宮城県の若松煙火製造所と福島県の菅野煙火店によるもので、およそ5000発の花火が遠野の夏の夜空を彩りました。主催者発表によりますと会場には、去年の倍にあたるおよそ3万人が訪れ、遠野盆地に広がる花火と音に魅了されていました。花火まつり翌日となったきのう(16日・日曜日)は、早朝から遠野中学校の全校生徒のうち、ボランティアで参加した生徒およそ220人や、遠野納涼花火まつり実行委員会のメンバーが集まり、花火の燃えがらや、会場周辺のゴミ拾いを行いました。花火まつりの後は、花火の燃えがらなどが、広範囲に散乱しています。遠野中学校では、それらをきれいにすることで地域に貢献しようと、平成6年度から、花火まつりが終わった後の清掃活動のボランティアを行っています。生徒たちは、部活ごとに分かれて、花火の「燃えがら」などを丁寧に拾い集め、河川敷をきれいにしていました。清掃が終わったあと、遠野納涼花火まつり実行委員会の佐々木弘志会長が、「毎年、朝の清掃をしていただき感謝をしております。きょうから市民の皆さんにきれいなグラウンドを使っていただけます」とお礼を述べ、生徒会長の小島圭人君に謝礼金が手渡されました。遠野中学校は、この謝礼金を生徒会活動に役立てたいとしています。

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