2015年8月13日放送

遠野出身の画家「菊池時男」作品展

上郷町出身の画家、菊池時男さんの作品展が、現在、中央通りの蔵の道ギャラリーで開かれています。菊池さんは上郷町出身で、現在は、青森県むつ市に住む画家です。菊池さんの作品は、パネルの上に厚めの板を貼り付け、それを彫刻刀で削り、作品に凹凸をつける技法で描かれているのが特徴的です。蔵の道ギャラリーでは、「長い冬から目覚める北国の春」や、「命の輝き」「生命観」を表現した油絵の作品が、8点展示されています。一番大きい「早春讃歌」という作品は、縦が2m、横が3・4mにも及びます。菊池さんは「色彩は明るい暖色系を使っているので、いろんなイメージを持って見てもらいたい。生きる力や希望を感じてもらえれば」と話していました。この「菊池時男展」は、蔵の道ギャラリーで、今月23日(日曜日)まで開かれています。

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