2015年8月13日放送

東京大学イノベーションサマープログラム修了式

土淵町にあるみらい創りカレッジを会場に「東京大学イノベーション・サマープログラム2015」が5日間開かれ、きのう(12日・水曜日)最終日を迎えました。このプログラムは、大学生や地元の高校生などに、交流や対話、現地での体験学習などを通して、未来を切り開く力を身につけてもらおうと、「東京大学知の構造化センター」が開きました。地域活性化やリーダーの育成などを目的に先週8日(土曜日)から遠野で開催されたプログラムには、東京大学の学生や海外からの留学生、それに遠野高校の生徒、合わせておよそ80人が参加しました。最終日のきのうは、高校生と大学生が遠野の未来を創り出すにはどうしたらいいかを一緒に考え、まとめあげたものを発表しました。それぞれのグループは、委縮せずアイデアを出しやすい雰囲気をつくりながら影響力や新しいことなどを取り入れ、提案をまとめたということです。発表で、ちびっ子星空バスツアーを企画したグループは、天井が開閉するバスで星空を見ながらのドライブや、遠野物語にちなんだ場所や語り部体験ができる内容を提案しました。遠野高校の生徒たちは、プログラムを通して、大学生にアドバイスを受けながら新しいアイデアの出し方や、ものの考え方・とらえ方を学んだ様子でした。「東京大学知の構造化センター」では、今後も遠野を訪れてワークショップなどを行っていきたいということです。

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