2015年8月11日放送

総合計画審議会

今年度5回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(10日・月曜日)あえりあ遠野で開かれました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を、調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。きのうは、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち18人と、本田市長や市の幹部職員などが出席しました。審議会では、「進化まちづくり検証委員会の最終提言」など、3つの項目について報告された後、平成26年度のまちづくり指標実績について、審議が行われました。平成26年度のまちづくり指標の総数は137指標で、このうち97指標、71%がおおむね達成したということです。また、未達成だった指標は40指標、29%で、このうち、自然環境の変化などによる外的要因による未達成指標は11指標ということです。また、啓発などの取組みが不足したなどが要因の内的要因による未達成指標は27指標ということです。このうち「地域活動における女性の参画率」「特定保健指導実施率」「特定健康診査受診率」の3指標が、達成率80%未満という結果でした。指標実績の報告を受けた委員からは、「これからの方向性について記載がない指標があるが、記載した方がよいのではないか」などの意見がでました。市では、今年度、平成23年度からの後期基本計画の最終年度であるため、平成26年度の実績を踏まえた上で、着実なまちづくりの推進を図っていきたいとしています。次回の総合計画審議会は、来月29日に開催され、来年度から始まる次期遠野市総合計画の基本計画について諮問され、審議が行われる予定となっています。

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