2015年8月4日放送

岩手県知事への統一要望提出

市と市議会はきょう、市政課題解決のために岩手県知事への統一要望を県南広域振興局長に提出しました。要望書を提出するため堀江淳県南広域振興局長を訪ねたのは本田市長と新田勝見議長など10人です。初めに本田市長から堀江県南広域振興局長に要望書が手渡されました。県知事への要望書には、高速道路などの整備が進む中で道の駅遠野風の丘の機能強化への財政支援や県立遠野病院人工透析病床の増床など、16項目が記されています。この中で市は現在、総合防災センターに設置している仮設の後方支援資料館を内陸と沿岸を結ぶ拠点として、また、交流人口の拡大などにも期待できる遠野風の丘に移設するための財政支援を求めました。これを受け堀江県南広域振興局長は遠野風の丘の整備について「沿岸への後方支援拠点として重要な役割を担っていることから、国と県、市一緒になって検討していきたい」と述べました。また、堀江局長は遠野病院人工透析病床の増床について「患者さんが身近な医療機関で治療が受けられるよう関係機関と調整していきたい」と話しました。県は要望に対し後日書面で回答するということです。

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