2015年8月3日放送

森と湖に親しむ 遠野第二ダムの集い

ダムの役割について理解を深めてもらおうという、「森と湖に親しむ遠野第二ダムの集い2015」がきのう(2日・日曜日)開かれました。この集いは、ダムを管理する岩手県県南広域振興局遠野土木センターなどで組織する「森と湖に親しむ旬間遠野地区分科会」がおととしから開いています。きのうは、地域の子どもたちやその保護者など25人が参加しました。参加者たちは初めに、ダム内部の管理用通路を見学し、関係者から施設について話を聞きました。遠野第二ダムは、平成23年に完成し、市内の川を流れる水の量を調整して洪水を防ぐ役割などを担っています。また、ダム内部に地震計などが設置され、震度4以上の揺れを観測した時には検査にかけつけるなどの説明を受けました。参加者たちは、普段入ることのない内部を見学することで、ダムの役割と日々の管理について学んでいました。また、ゴムボートに乗って第二ダムを巡視する体験も行われ、参加した子どもたちは、普段とは違う湖面から見るダムの景色を楽しんでいました。主催者は、地域の人たちに森とダムについて学んでもらえる機会をこれからも設けていくということです。

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