2015年7月31日放送

企業懇談会

遠野市内に事業所を持つ企業と遠野市が意見や情報を交わす懇談会が今週火曜日(28日)にとぴあ庁舎で開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。この懇談会は、ことし6月に策定された遠野市総合計画基本構想に描かれた「産業の元気なまちづくり」を今後推進していく上で、地域経済を支える産業振興をどう展開していくべきかをテーマに企業からさまざまな意見・情報の交換の場にしようと遠野市が開きました。この日は、地元企業をはじめ製造業を中心に市内9社の代表者や金融機関などからおよそ20人が出席しました。第一部では、一般財団法人日本立地センター専務理事の徳増秀博さんによる「最近の国内の企業立地の動向と今後の展開」について講演が行われました。この中で徳増さんは、自動車、機械の分野は今も伸びている。遠野市内のものづくり分野でも広域的な産業連携の展開が必要だなど、提案していました。この後、「産業基盤の強化」をテーマに本田市長と企業の代表者などが意見交換を行いました。この中で、情報通信環境の整備が要望されたほか、事業活動を支える人材育成の必要性について意見が交わされたということです。市では、企業懇談会で出た意見・要望を踏まえ、来年度から始まる総合計画の策定を進めていきたいとしています。

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