2015年7月29日放送

電気柵を点検

静岡県で発生した獣害対策用の電気柵での死傷事故を受け、遠野市と岩手県は、きょう(29日・水曜日)、市内に設置されている電気柵の点検を行いました。この点検は、今月、静岡県で電気柵による死傷事故が発生したことを受けて実施されました。きょうは、市や県の職員など10人が、ニホンジカなどの食害対策で電気柵を設置している土淵町など10地区で点検を行いました。電気柵の設置にあたっては、電気事業法に基づき、感電防止のための適切な措置をすることが必要とされています。点検は、国が作成したチェック項目をもとに、家庭用電源を直接「柵線」に接続していないかや、漏電遮断機が設置されているか、見やすいように危険表示を掲示しているかなどを見て回りました。この点検は、国や市の電気柵の設置補助金をこの2年間で活用した170カ所を対象に、来月3日まで行われます。

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