2015年7月20日放送

県中総体 遠中サッカー部・優勝

第62回岩手県中学校総合体育大会のサッカー競技が18日土曜日から3日間の日程で遠野市を会場に行われました。先週土曜日に行われた開始式は、市民サッカー場や遠野運動公園軽スポーツ広場など試合が行われる市内3会場でそれぞれ行われました。このうち市民サッカー場で行われた開会式では、昨年度優勝の遠野中学校から優勝旗の返還が行われました。そして来賓などのあいさつのあと、遠野中学校サッカー部の太田竜雅キャプテンが選手宣誓を行いました。大会には各地区大会を勝ち上がった27チームが出場し東北大会出場をかけ熱戦が繰り広げられました。白と青のユニフォーム遠野中は2回戦から登場し、18日に、市民サッカー場でピンクのユニフォーム宮古市の河南中学校と対戦しました。遠野中は前半開始早々から相手ゴールに襲いかかります。前半9分遠野中は背番号10番キャプテンの太田竜雅選手を起点に細かくパスを回し最後は太田。右足を振りぬき先制点を奪います。その後も終始ボールを支配した遠野中が前半を1対0で折り返します遠野中は後半に入っても攻撃の手を緩めません。後半16分背番号20番2年生の千田一成がサイドネットを揺らし試合を決定づけます。遠野中は危なげない試合運びで河南中を下し2対0でベスト8進出を決めました。そしてきょう黄色のユニフォーム遠野中学校は大会3連覇をかけ決勝で赤のユニフォーム厨川中学校と対戦しました。遠野中は開始2分。相手の速いパス回しから左サイドを崩され先制点を許します。しかし遠野中もすぐに反撃します。前半8分チームの大黒柱キャプテン太田竜雅のタテパスに11番の馬場涼平が反応し同点に追いつきます。その後両チーム共にチャンスを作りますがゴールネットを揺らすことができず試合は延長戦へともつれこみます。大会3連覇を合言葉にここまで戦ってきた遠野中は勝利への執念を見せます。延長8分。シュートを打てば何か起こると思い切り右足を振りぬいたという9番武田惟人の劇的ゴールで勝利を引き寄せます。苦しみながらも最後まで走り続けた遠野中は2対1で厨川中に競り勝ち見事大会3連覇を達成しました。なお、優勝した遠野中は8月3日(月)から宮城県で開催される東北中学校体育大会に出場します。

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