2015年7月14日放送

綾織まつり

毎年恒例となっている綾織まつりが、おととい(12日・日曜日)行われました。綾織まつりは、町民同士の交流を深めるほか、健康や豊作・家内安全などを祈り、郷土芸能の伝承を図るため、毎年この時期に行われていて、ことしで21回目となります。初めに神事が行われ、豊作・家内安全などを祈願するとともに、沿岸被災地の早期復興を祈願しました。続いて、主催者を代表して及川傳弘実行委員長が、「これから行われる数々の行事には、綾織町民の底力・地域力が大いに込められている。参加される方・ご覧になる方一体となって、まつりを盛り上げていただきたい」とあいさつしました。そのあと、綾織わらすっこすくすく相撲大会が開催されました。綾織町の滝沢・山口地区で行われている、山谷川女相撲甚句が披露された後、生後6カ月から2歳までの豆力士20人の土俵入りです。ルールは、2人の豆力士を向かい合わせにしてにらめっこをし、「泣く子は育つ」のことわざから、早く泣き出した方が勝ちとなります。この日の取組では、親方役にだっこされた途端に泣き出す豆力士や、何度向かい合わせにしてもなかなか泣き出さず、引き分けになる取組みもあり、会場からは笑いが起こっていました。相撲大会のあとには郷土芸能競演会が開かれ、地元・綾織保育園の園児たちによる踊りや綾織南部ばやしなどが披露されました。この日は天気にも恵まれ、暑い一日となりましたが、会場には、町民などおよそ600人が集まり、にぎわいを見せていました。

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