2015年7月9日放送

総合食育センター運営審議会

遠野市総合食育センターの運営審議会が、きのう(8日・水曜日)開かれ、今年度の事業実施計画などについて報告されました。この運営審議会は、市民の健康と安全を「食」で支える拠点として位置づけられている総合食育センターの運営に関して、意見・提言を求め、審議するために開かれます。審議会の前に、遠野地区栄養士会や遠野市PTA連合会などから選ばれた15人の委員に対して、本田市長から委嘱状が手渡されました。委員の任期は2年で、平成29年3月31日までとなっています。審議会では、今年度の事業実施計画などについて報告が行われたほか、今年度も引き続き、家庭・地域・学校・生産者などと連携を図り、市民の心身の健康と豊かな人間形成の実践に取り組むことなどが確認されました。また、今年度、学校給食に小(こ)バエなどの異物が混入した事案が3件発生したことについて、虫などの異物混入の可能性があることを前提に、検品・下処理・調理などの目視点検を強化し、安心安全な給食提供に努めていくと報告がありました。そのほか、希望郷(きょう)いわて国体・希望郷いわて大会に参加する選手・監督などが良好なコンディションで活躍できるよう考えられた「いわての恵みでおもてなしレシピ集」のメニューを、8月以降、学校給食にも取り入れ、提供する予定ということも報告されました。総合食育センター運営審議会は、今年度に2回開かれることになっていて、次回は来年2月に、平成28年度からの第2次食育推進計画の策定について審議される予定となっています。

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