2015年7月3日放送

求人情報交換会

高校の職業指導担当教諭と地元企業との求人情報交換会がきのう(2日・木曜日)サンパークやなぎで開かれました。この求人情報交換会は、高校生の地元就職を促進させ、就職内定率の早期向上を図ろうと釜石地区と遠野地区でそれぞれ開かれます。きのうの遠野市での情報交換会には、遠野や釜石、大船渡の各高校の職業指導担当教諭と遠野市内の企業・団体など21社から採用担当者が参加しました。情報交換会では、釜石公共職業安定所遠野出張所の中村潤所長のあいさつに続き、求人受理状況などについて釜石公共職業安定所から説明がありました。それによりますと、来年3月の高校卒業予定者は遠野・釜石地区で591人。来春卒業予定者の求職動向調査では、就職を希望しているのが183人で、そのうち、地元就職希望者は、88人ということです。また6月22日から始まった新規高卒者を対象にした求人受理状況については、6月末現在で釜石公共職業安定所管内では求人件数が64件、求人数が160人となっているということです。また、県内全体で見ると有効求人倍率は5月末現在で1.23倍と平成4年以来23年1カ月ぶりの高水準となっており沿岸地域においてはさらに高い求人倍率となっています。きのうの情報交換会では参加した企業などから会社概要や求人についての説明の後、高校教諭との個別情報交換も行われました。なお、9月には学校推薦や選考が開始される予定ということです。

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