2015年7月1日放送

遠野わらすっこ「夢の教室」

元Jリーガーなど国内外で活躍したアスリートたちが夢先生を務める遠野わらすっこ「夢の教室」がきのう(30日・火曜日)、附馬牛小学校で開かれました。きのう「夢の教室」の授業を受けたのは、附馬牛小学校の5年生と6年生の児童たちです。「夢の教室」は、夢を持つことや自分の夢に向かって努力することの大切さを伝えようと日本サッカー協会を中心に全国各地で開かれていて、遠野市では7年目です。今年度、最初の「夢の教室」は、大阪府出身の元Jリーガー、中河昌彦さんが夢先生を務めました。きのうは、体を動かす「ゲームの時間」と夢について考えたり語ったりする「トークの時間」の二つが設けられました。ゲームでは、横一列に手をつなぎダルマさんが転んだをするように手を離さず数メートル先のゴールを目指します。どのチームが先にゴールできるか競争しますが、運動神経よりもチームワークと集中力がゴールのカギを握ります。ゲームの最後にはみんなでゴールを目指し、力を合わせて目的を達成する喜びを感じていました。そして、体を動かしたあとは、夢について考えるトークの時間です。中河さんは、Jリーグ開幕の初年度からプロサッカー選手として当時の横浜フリューゲルスに在籍し、そのあと横浜マリノスや京都パープルサンガ、それに名古屋グランパスでゴールキーパーとしてプレーした元Jリーガーです。トークの時間で中河さんは、サッカーを始めたきっかけやプロのサッカー選手としてレギュラーの座をつかむまでの努力や挫折など自らの経験を話し、夢をあきらめず努力する大切さを伝えていました。夢の教室は、今年度、市内8つの小学校で予定されていて、次回は8月下旬に達曽部小学校で行われるということです。

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