2015年7月1日放送

シイタケ栽培用菌床 大船渡へ出荷

松崎町の工場だった建物を活用して菌床シイタケの生産を始めた会社が、きょう、大船渡に向けて栽培用の菌床を初出荷しました。シイタケを栽培する菌床を出荷したのは松崎町の「岩手TKR」です。岩手TKRは、昭和56年から松崎町でカーナビ関連の各種基板の組立加工などを行っていましたが、去年5月に業務を奥州市の工場に移転しました。岩手TKRでは松崎町に残った工場を有効活用すると共に雇用の拡大も進めようとことし1月にアグリ事業部を発足させ、3月からシイタケの菌床の製造を開始しました。そして、きょう、初出荷を迎え、安部政巳社長が「立ち上がったばかりの事業ですが、遠野で成功・発展させていきたい」とあいさつしました。この後、テープカットをして初出荷を祝いました。生産する工場は3棟で、岩手TKRでは1年を通して3日に1回3000個の菌床をJAおおふなとに出荷する予定です。また、今後は、1日350キログラムの菌床しいたけの生産を見込んでいるということです。

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