2015年6月30日放送

第1回遠野市史編さん委員会

遠野市史編さん委員会が先週土曜日(27日)に初めて開かれ、辞令交付や委員長と副委員長の選任などが行われました。遠野市史と宮守村誌は、発刊以来40年以上が経過して、大きく変わってきていることから、遠野市のこれまでを振り返り、後世に引き継ぐべき資料を収集・整理しながら、遠野の歴史・文化を総合的にまとめるために市史編さんを行うことになり、今回新しく遠野市史編さん委員会が設置されました。先週土曜日に1回目の委員会が開かれ、学識経験者や元市職員など10人の委員に、辞令が交付されました。続いて、委員長と副委員長の選任が行われ、委員長には、遠野文化研究センター運営委員会副委員長の大橋進さんが、副委員長には、遠野文化研究センター所長の赤坂憲雄さんが選ばれました。委員の任期は、平成29年3月31日までとなっています。このあと、遠野市史編さんの基本方針や今年度の事業計画などについて協議が行われました。この中で基本方針については、「遠野市史」「宮守村誌」発刊以降の昭和40年代から現代までの資料を収集・整理し現代編を発刊することや、広く市民に親しまれ、活用される市史を編さんすることなどが確認されました。また、市史の構成については、「現代編」「資料編」「通史編」「民俗編」で、スケジュールについては、今年度を準備期間とし、平成39年度に編さん終了とすることが確認されました。市史編さん委員会では、市民と協働し、地域の歴史を掘り起こすことに努めるとともに、関係機関団体と連携し、編さん事業の普及に努めていきたいとしています。

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