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2015年6月29日放送

郷土理解講座「遠野巡り」

市内に住む外国人を対象にした、郷土理解講座がきのう（２８日・日曜日）開かれました。この講座は、外国人にやさしいまちづくりの推進と、遠野の歴史などに理解を深めてもらおうと、遠野市教育文化振興財団が生涯学習の一環として開催しました。今回は、中国・ベトナム・ドイツの３カ国から１７人が参加し、市内の観光施設などを巡りました。このうち、附馬牛町の遠野ふるさと村を訪れた参加者たちは、曲がり家についての説明を聞くと人と馬が同じ建物に共存しているということに驚いた様子で、自分の国と遠野の文化の違いを感じながら、講座を楽しんでいるようでした。この後一行は、遠野市立図書館・博物館や、市民センターの公的施設も見学し、遠野の歴史そして文化の理解を深めていたということです。この講座を主催した教育文化振興財団は「今後も外国から来た人たちが遠野の歴史や文化について気軽に学ぶことが出来る機会を設けていきたい」としています。

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