2015年6月26日放送

平成南部藩一日国替え

「平成・南部藩」の一日国替え事業で、二戸市の藤原淳市長がきのう(25日・木曜日)一日遠野市長を務め、市の職員と意見交換などをしました。陣羽織姿で登場した藤原市長は、「平成・南部藩」の一日国替え事業としてそれぞれの市が取り組む地域づくりについて視察や意見交換などを行うため遠野を訪れました。平成・南部藩は、南部氏の縁を大切に情報発信していくとともに、交流を通したまちづくりに取り組もうと、山梨県の南部町や身延町盛岡市・遠野市など、9つの市と町で構成されています。藤原市長は、市の幹部職員が集まった臨時庁議で「二戸市では若者を中心とした街づくりを進めている。地場産業である漆や葉たばこで雇用の創出を進めていきたい」と説明し、「今後も、二戸と遠野の連携を深めていきたい」と話しました。続いて本田市長が、閉校になった中学校を利活用した遠野みらい創りカレッジなどを例に挙げ、「古くて新しいものは光輝く」を合言葉にまちづくりを進めているなどと市の取り組みを説明しました。このあと、カモシカに出迎えられた藤原市長と本田市長は、鍋倉公園にある南部家の墓参りを行い、墓前で静かに手を合わせていました。なお、本田市長は、今年度中に、一日町長として青森県三戸町を訪れる予定ということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.