2015年6月22日放送

沿岸・中部消防救助技術錬成会

県内7つの消防本部が集っての沿岸・中部消防救助技術錬成会が、先週金曜日(19日)に総合防災センターで行われ、救助隊員が日ごろの訓練の成果を発揮しました。この錬成会は、3年前の7月に総合防災センター訓練棟が完成したことで、東日本大震災で被災した沿岸の消防本部と合同訓練をするようになったことから始まりました。ことしは、奥州市の消防本部が初めて加わり、38チーム、93人の救助隊員が参加しました。錬成会では、「ロープブリッジ救出」や、狭い通路をくぐり抜けけが人を救出する「ほふく救出」など、6種目が披露されました。会場には、市内の小中学生や福祉施設の利用者などおよそ220人が見学に訪れ、迫力ある隊員たちの訓練に拍手を送っていました。消防救助技術を競う県大会は、来月3日(金曜日)に、矢巾町の岩手県消防学校で開かれ、上位入賞した隊員は、東北大会や全国大会に出場することになっているということです。

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