2015年6月5日放送

6月市議会定例会開会

6月の遠野市議会定例会がきょう(5日・金曜日)開会し、東日本大震災に係る原子力損害の和解案など11の議案が提出されました。市議会は、午前10時から始まり、初めに、会期をきょうから来週12日、金曜日までの8日間とすることが決まりました。そのあと、今回提出された議案について、菊池副市長から議案説明がありました。議案は、東日本大震災に係る原子力損害の和解案や、平成27年度遠野市一般会計補正予算案についてなど、11件です。このうち、原子力損害の和解案については、市が原子力損害賠償紛争解決センターに和解のあっせんの申立てを行った後、このセンターから和解案の提示があったことを受け、和解しようとするものです。和解案には、東京電力は市に対し、賠償金として1420万円の支払義務を負うことなどが示されているということです。また、今年度の一般会計補正予算案については、当初予算に歳入歳出それぞれおよそ1億3400万円を追加し、予算の総額をおよそ212億1400万円とすることが提案されました。主な内訳は、新規事業として臨時福祉給付金事業費として、およそ6386万円。子育て世帯臨時特例給付金事業費としておよそ1454万円。菌床しいたけ生産資材導入事業費として3564万円となっています。6月市議会定例会は、来週8日と9日に8人の議員による一般質問、10日と11日に予算等審査特別委員会、そして最終日の12日に本議会が開かれ、提案された議案の採決が行われることになります。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.