2015年6月2日放送

遠野市消防演習

遠野市消防演習がおととい(5月31日・日曜日)行われ、普段なかなか見ることができない各種訓練が披露されました。消防演習は、有事の際に迅速で的確な消防活動が行うことができるよう訓練するとともに、市民の理解を深め、防火意識を高めようと毎年行われています。初めに分列行進が行われ、遠野北小学校少年消防クラブの4年生から6年生の47人が先頭を務め、そのあと消防団員など610人と、車両62台による大編成が堂々と行進しました。続いて、早瀬川緑地公園に会場を移し、各種訓練が行われました。遠野市消防団ラッパ隊のドリル演奏では、華麗な演奏にたくさんの拍手が送られていました。水防工法訓練では、第9分団・第10分団・第11分団の25人が、先月24日(日曜日)に盛岡市で行われた水防訓練で習得したという漏水箇所に「土のう」を積み上げ漏水を食い止める、釜段工という工法が披露されました。このあと、岩手県防災ヘリコプター「ひめかみ」による救助訓練が行われました。最後に、ポンプ車・小型ポンプ車計46台による放水訓練が行われ、盛大に上がった水の柱の上空を防災ヘリコプターが飛行して消防演習のフィナーレを飾り、集まったのべ550人の観客からは盛大な拍手が送られていました。遠野消防署によりますと現在、遠野市消防団の団員数は、923人、充足率は、およそ90パーセントとなっていますが、消防では、消防団員の募集を呼び掛けています。

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