2015年5月28日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう開いた市長記者懇談会で、6月定例市議会に提案する第二次遠野市総合計画基本構想案や、今年度の一般会計補正予算案の概要、また、プレミアム付き商品券の「遠野にぎわい商品券」の販売などについて発表しました。6月の市議会定例会に提案される第二次遠野市総合計画は、期間を来年度からの10年間として定め、まちづくりの指標となる基本構想については、遠野市総合計画審議会と遠野市総合計画策定委員会で検討されてきました。発表によりますと、基本構想案は、基本理念を「遠野スタイルの創造・発展」とし、5つの大綱として「自然を愛し共生するまちづくり」「健やかに人が輝くまちづくり」「活力を創意で築くまちづくり」「ふるさとの文化を育むまちづくり」「みんなで考え支えあうまちづくり」を掲げています。将来像についてはこれまで掲げていた「永遠の日本のふるさと遠野」を継承するとしています。また、今年度の一般会計補正予算案について本田市長は、およそ1億3400万円増額し、予算総額は、およそ212億1400万円と発表しました。内訳をみますと、国や県からの補助金など財源が明確になったことから新規事業費として臨時福祉給付金事業費におよそ6300万円。子育て世帯臨時特例給付金事業費におよそ1400万円。菌床しいたけ生産資材導入事業費としておよそ3500万円などが計上されています。第2次遠野市総合計画基本構想案や、今年度の一般会計補正予算案は、来月5日に開会する6月市議会定例会に提案されることになっています。さらに、本田市長は、来月1日に発売される、遠野市プレミアム商品券「遠野にぎわい商品券」について報告しました。商品券は、国の政策である「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用して、市と遠野商工会が連携して発行するものです。1セットが500円の商品券24枚綴りで、1万2000円分を1万円で買い求めることができ、11月30日まで、市内で商工会に登録している320店舗で使用できます。市内の発行総数は3万1千セットで、1人5セットまで購入できることになっています。販売場所は、とぴあ、遠野すずらん振興協同組合、mm1、遠野商工会本所・宮守支所です。本田市長は「この商品券が地域経済の活性化につながってくれれば」と期待を込めていました。記者懇談会ではこのほか、今後予定されている国定公園早池峰山の山開き、東北馬力大会馬の里遠野大会などの行事について発表がありました。市長記者懇談会の模様は、遠野テレビ10CHできょうとあす、29日は午後8時から、30日・土曜日は、午前8時から放送する予定です。

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