2015年5月26日放送

農業再生協議会総会

遠野市農業再生協議会の通常総会が先週20日(水曜日)に開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。農業再生協議会は、「米の需給調整」や「経営所得安定対策の実施」などを担当する農政部会と、「耕作放棄地の解消」を担当する耕作放棄地解消対策部会、さらに「担い手や集落営農の育成」などを担当する担い手育成部会の3つの部会で構成されています。この日開かれた総会には、市内の農業機関・団体から10人が出席しました。総会では、部会ごとに平成26年度事業実績と収支決算、また、平成27年度事業計画と収支予算案について審議され、いずれも原案通り承認されました。農業再生協議会では、今年度、関係機関・団体などの連携や強力を図り、経営所得安定対策のほか戦略作物の生産振興や需給調整、地域農業の振興をそれぞれ推進することを基本方針としています。部会ごとの主な重点取り組みとして、農政部会では、昨年度に引き続き水田フル活用ビジョンをもとに産地交付金を活用しながら、地域の条件にあった転作作物の作付けの推進を図ることにしているということです。耕作放棄地解消対策部会では、国や市の事業を活用し、耕作放棄地の未然防止と解消する取り組みを推進することにしているということです。また、担い手育成部会は、「農地中間管理事業」と「地域農業マスタープラン」のさらなる推進を図りながら、担い手や集落営農を育成支援することにしているということです。

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