2015年5月21日放送

木質バイオマス利活用検討協議会 総会

木材を使った新エネルギー「木質バイオマスエネルギー」の利活用を検討する、木質バイオマス利活用検討協議会の総会が、きのう(20日・水曜日)森林総合センターで開かれました。木質バイオマス利活用検討協議会は、市が林野庁と委託契約をしている「木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業」に取り組み、地域活性化につなげようと、去年設置されました。きのうの総会では、昨年度の事業報告と収支決算のほか、今年度の事業計画と収支予算などについて審議し、すべて原案通り承認されました。事業計画によりますと湯沸かしや暖房に活用するため間伐材(かんばつざい)などを利用した小型チップボイラーをたかむろ水光園(すいこうえん)に設置し、9月から稼働させながら今のシステムと比較してデータを積み上げていくことにしています。また、来年2月には「バーク」と呼ばれる木の皮を燃料にする大型のボイラーを木工団地内に設置して木材乾燥用の熱源として稼働させるなど、事業を確実に進めていきたいとしています。

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