2015年5月21日放送

仮称岩手中部広域クリーンセンター定礎式

北上市和賀町(きたかみし わがちょう)に整備され、遠野など広域の家庭ごみを処理する、(仮称)岩手中部広域クリーンセンターの工場棟と管理棟の工事がほぼ終了し、きょう定礎式が行われました。クリーンセンターは、遠野、北上、花巻、西和賀の家庭から出るごみを処理する施設で、おととし7月から建設工事が始まりました。北上市和賀町の建設現場で行われた定礎式には、3市1町で組織する岩手中部広域行政組合の副管理者を務める本田市長や、管理者を務める北上市の高橋敏彦市長など、およそ40人が出席しました。式典では、本田市長をはじめ出席者が定礎石(ていそせき)の除幕を行い、施設の安全を祈願しました。続いて、高橋市長が、「4つの市と町の住民の生活にとって大事な施設です。10月の稼働に向けてしっかり準備を進めていきたい」とあいさつしました。クリーンセンターは、建設工事費およそ93億8千万円で、敷地面積は、およそ4.2ヘクタール、工場棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨地上7階地下2階建てです。建物の中には1日91トンの処理能力を持つ焼却炉2基などが建設されました。施設は今後、6月末(すえ)にゴミを搬入し、7月初旬から焼却試運転を始め、10月1日に本格稼働する予定です。

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