2015年5月19日放送

兵庫・福崎町の企業 市に電動カート贈る

兵庫県福崎町に本社を持つ企業からきのう(18日・月曜日)、遠野市に電動カートが贈られました。遠野市は、去年8月に遠野物語の著者・柳田國男の生誕地・福崎町と友好都市共同宣言を行いました。その福崎町に本社を持ち自動車用電装部品などを製造する福伸電機が障がい者や高齢者の福祉支援として役立ててほしいと自社製品である電動カート3台を市に贈りました。きのうは、福伸電機の宮内康伴代表取締役社長が「ますます遠野市と福崎町の観光・文化・教育を通して、より密接な関係・交流を深めていけたらと大いに期待しています」とあいさつした後、本田市長に目録を手渡しました。本田市長は「今回のご寄付を有効に活用し、遠野市と福崎町が末長く交流の輪を広げていく一つのシンボルとして活用します」と感謝の気持ちを述べていました。今回贈られた電動カートは、最高速度が6キロで歩行者扱いになり、また、1回の充電でおよそ30キロメートル進むことができるということです。電動カートは、市内の福祉施設で2台、遠野ふるさと村で1台、それぞれ活用されることになっています。

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