2015年5月19日放送

総合計画審議会 市長に答申

今年度4回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(18日・月曜日)あえりあ遠野で開かれ、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の基本構想について審議され、本田市長に答申されました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。きのうの審議会には、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち18人と、本田市長や市の職員などが出席しました。きのうの審議会では、基本構想などについて審議されました。委員からは「市民参画の取り組みを紹介する中で、件数だけでなく、具体的な内容を入れた方がいいのでは」という意見や、「産業振興や少子化対策・子育て支援について、さらに力を入れて取り組んでいってほしい」といった要望が出されました。きのう委員から出された意見・要望については、あさって(21日・木曜日)開かれる予定の第3回策定委員会で審議され、補強されるということです。また、前回の審議会で3つの案が示されていた「基本構想」の基本理念については、「遠野スタイルの創造・発展」で答申することで意見がまとまりました。審議終了後には「基本構想」について、総合計画審議会の臼井悦男会長から本田市長に答申書が手渡され、「計画の進捗状況と評価結果を随時公開するとともに、市民と行政が一体となった取り組みにより、計画の着実な推進を」などと要望しました。答申を受けて今後、市では、6月の市議会定例会で、基本構想について提案する予定ということです。

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