2015年5月18日放送

オリンピックデー・フェスタin遠野

オリンピックデー・フェスタin遠野がきのう(17日・日曜日)、行われ、オリンピック水泳競技に出場経験があるオリンピアンが遠野の子どもたちと交流を深めました。このイベントは、震災の被害が大きく、まだ復興支援が必要な岩手、宮城、福島の3県を対象に復興支援として公益財団法人日本オリンピック委員会が4年前の10月から行っています。今回は、市民プールのリニューアルオープンの記念としてオリンピック水泳競技に出場経験があるオリンピアンを招いて遠野市で初めて行われました。きのうは、2012年のロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した上田春佳さんなど5人が市民体育館を訪れました。きのうの開会式では、先月リニューアルオープンした市民体育館の愛称発表が行われ、市民などからおよそ120通の愛称応募があり、わかりやすさや親しみやすさなどから「とすぽ」に決まりました。市内の小学校などからおよそ100人が集まる中、参加者を代表して遠野スイミングクラブの松田吉平君と榊原和果さんが宣誓を行いました。いよいよ市民プールでスポーツプログラム開始です。子どもたちが見つめる中、まず、オリンピアンがクロールなど泳ぎの見本を披露しました。この後、オリンピアンをキャプテンとする5つのチームに分かれ、ウオーキングリレーや水中玉入れなどが行われました。子どもたちは、オリンピアンと一緒にプールで交流を深めながらさらに水泳に興味を持った様子でした。最後に、オリンピアン一人ずつ、遠野の子どもたちにエールを送りました。また、閉会式では、復興への想いを実施する会場から会場へ「つながる火」が紹介され、次回、6月に開催される宮城県登米市につなげられることになります。

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