2015年5月14日放送

第3回遠野市総合計画審議会

今年度3回目となる遠野市総合計画審議会がきのう(13日・水曜日)あえりあ遠野で開かれ、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の基本構想について協議されました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。今年度3回目となるきのうの審議会には、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち22人と、本田市長や市の職員などが出席しました。初めに、市の担当者が前回、委員から提案のあった「市民が分かりやすい言葉や表記で素案を作成し市の取り組みを示してほしい」という要望を受けて、「基本構想」素案の英語表記の部分を日本語表記に変更したことを報告しました。このあと「基本構想」の素案について2つのグループに分かれて協議しました。市が示した素案では、将来像を「永遠の日本のふるさと遠野」とし、また、基本理念については「遠野スタイルの創造」「遠野スタイルの進化」「遠野スタイルの発展」の3つを提案し1本化を図ることとなっていました。2つのグループで協議した結果、「遠野スタイルの進化」「遠野スタイルの創造」「遠野スタイルの創造・発展」という3つの意見が出され、次回の審議会でまとめることになりました。また、将来像の実現のために5つの大綱として掲げた「自然を愛し共生するまちづくり」、「健やかに人が輝くまちづくり」、「活力を創意で築くまちづくり」、「ふるさとの文化を育むまちづくり」、「みんなで考え支えあうまちづくり」については、素案の通り了承されました。4回目の審議会は、来週18日・月曜日を予定していて、審議会終了後、市長に答申書を提出する予定ということです。

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