2015年5月13日放送

遠野de日本文化体験事業

アメリカテネシー州在住の人たちが、遠野を訪問し、茶道など、日本の文化を体験しました。この事業は、遠野を訪れる外国人を増やし、市民が外国人と交流をする機会を作ろうと、遠野市教育文化振興財団が主催し、ことしで2年目となります。今回は、アメリカテネシー州のコミュニティカレッジで学び、研修旅行で遠野を訪れている9人が参加し、茶道に挑戦しました。コミュニティカレッジで声楽の先生をしているバレッタさんが、遠野でコンサートを開いたことがきっかけで、今回、日本文化に興味がある学生を募って、遠野を訪れたということです。きょう(13日・水曜日)行われた茶道体験で、学生たちは初めに、「にじり口」と呼ばれる入り口から茶室に入りました。茶室に入ったあと、茶道表千家流遠野吉祥会の阿部千鶴子さんが、お茶の頂き方や、基本的な作法について説明しました。体験はもちろん、見ることも初めてという学生たちは興味津々な様子です。普段はなかなかすることがない正座をしながら、学生たちは作法を学び、和菓子やお茶を味わっていました。そのあと学生たちは、お茶をたてることに挑戦し、自分でたてたお茶をうれしそうに味わっていました。学生たちは、お茶の作法を学び、日本の文化に触れ、楽しんでいる様子でした。なお、学生たちはあさって(15日・金曜日)まで遠野に滞在し、観光や交流会などに参加するということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.